- ライバーの教科書 -
- ライバーの教科書 -
2025.11.5
知識・ノウハウ
結論： TikTokのフォロワーを増やす鍵は、小手先の「裏技」ではありません。私、投げ銭総額1億円超えの元トップライバー島袋が、アルゴリズムの本質を突いた戦略と、多くの人が見落とす「伸びるアカウントの設計図」を全公開します。本気で1万人を目指すあなただけに、私の全経験を授けます。
この記事を最後まで読めば、あなたは以下の3つを手に入れることができます。
「毎日投稿しているのに、いいねもフォロワーも全然増えない…」
「再生数が100や200で止まって、おすすめに載っている気がしない…」
今、この記事を読んでいるあなたは、そんな風に悩んでいるのではないでしょうか。その気持ちは痛いほどわかります。何を隠そう、私自身もトップライバーになる過程で、何度も同じような壁にぶつかってきました。
しかし、安心してください。フォロワーが伸び悩むのには、必ず明確な原因があります。そして、その原因は、あなたが思っているよりもずっとシンプルかもしれません。
このセクションでは、まず多くの初心者が無意識にハマってしまう9つの罠について解説します。もし一つでも当てはまっていたら、それがあなたの成長を妨げている最大の原因です。
これが最も根深く、そして最も多くの人が陥る罠です。
「面白い動画を投稿すれば、みんなが見てくれるはず」と考えていませんか？残念ながら、それは大きな間違い。「みんな」に向けたコンテンツは、結局誰の心にも深く突き刺さらず、記憶に残りません。
TikTokのアルゴリズムは、あなたの動画を「誰が好むか」を常に見極めようとしています。例えば、あなたが料理動画を投稿したとします。アルゴリズムは、普段から料理動画をよく見ているユーザーに、あなたの動画を優先的に表示します。
しかし、もしあなたが次の日にゲーム実況、その次の日にペットの動画…とジャンルをバラバラに投稿したらどうでしょう。アルゴリズムは「このアカウントは、一体誰に見せれば喜ばれるんだ？」と混乱してしまい、結果的に誰のおすすめにも表示しなくなってしまうのです。
【トラウム代表・島袋からの本気のメッセージ】
私が育成した100人以上のライバーを見てきて断言できるのは、伸び悩む人の9割はターゲット設定が曖昧だということです。「誰に」「何を」届けたいのか。このたった一つの問いに即答できないのであれば、今すぐ投稿の手を止めて、そこから考え直してください。ここで全てが決まると断言できます。
「もっとクオリティの高い動画じゃないと…」「プロみたいな編集ができないと…」そう考えて、投稿のハードルを自分で上げてしまっていませんか？
もちろんクオリティは大切ですが、TikTokにおいて完璧主義は最大の敵です。なぜなら、TikTokは作り込まれた映像美よりも、リアルさや親近感が好まれるプラットフォームだからです。
完璧な動画を1本作るのに1週間かけるよりも、80点の動画を毎日投稿する方が、アルゴリズムにもあなたの存在を覚えてもらえ、結果的にフォロワーは増えていきます。
「毎日投稿さえしていれば、いつかバズるはず」
これは、ゴールのないマラソンを走り続けるようなものです。
TikTokには、動画を評価し、拡散させるための独自のアルゴリズムが存在します。このルールを知らずに戦うのは、武器を持ずに戦場へ行くのと同じこと。がむしゃらに投稿するのではなく、アルゴリズムに「この動画は面白い！」と評価されるためのポイントを押さえた、戦略的な投稿が必要です。
あなたの動画を見て「この人、面白いな」と思ったユーザーは、必ずあなたのプロフィール画面に訪れます。そのとき、プロフィールが魅力的でなければ、彼らはフォローボタンを押さずに離脱してしまうでしょう。
これらは、せっかくのチャンスを自ら捨てているようなものです。プロフィールは、あなたというアカウントの顔であり、名刺です。一瞬で「何を発信している人か」が伝わるように最適化しなくてはなりません。
TikTokにおいて、トレンドの流れに乗ることは非常に重要です。流行りの音楽（音源）、エフェクト、ハッシュタグチャレンジなどを活用することで、あなたの動画は多くのユーザーの目に触れる機会を得られます。
自分のやりたいことだけを追求するのも一つのスタイルですが、フォロワーを増やしたいのであれば、トレンドという大きな波を無視することはできません。あなたのオリジナリティとトレンドを、どう融合させるかが腕の見せ所です。
動画を投稿して、それで終わり。そんな一方通行の発信になっていませんか？
TikTokはSNS、つまりソーシャル・ネットワーキング・サービスです。視聴者からのコメントに返信する、他のクリエイターの動画に「いいね」やコメントをする、LIVE配信でリアルタイムに交流するといった双方向のコミュニケーションが、あなたのアカウントへのエンゲージメントを高め、ファンを増やしていく上で不可欠です。
これは罠1の「ターゲット不在」とも関連しますが、投稿する動画のジャンルやテーマ、編集のテイストといった世界観（コンセプト）が統一されていないと、ファンは定着しにくいです。
ユーザーがあなたをフォローするのは、「次にどんな動画を投稿してくれるんだろう？」という期待感があるからです。ジャンルが統一されていれば、その期待に応えやすくなり、「この人の動画なら間違いない」という信頼につながります。
投稿した動画の結果を、きちんと分析していますか？
TikTokには、プロアカウントに切り替えることで使える「インサイト」という無料の分析ツールがあります。どの動画が伸びたのか、なぜ伸びたのか。視聴者は何曜日の何時に最もアクティブなのか。これらのデータを無視して、ただ感覚だけで動画を作り続けるのは非効率的です。
投稿(Do)→分析(Check)→改善(Action) このサイクルを回し続けることこそが、成功への最短ルートです。
「ハッシュタグをたくさん付ければ伸びる」
「フォロワーを買えば、おすすめに載りやすくなる」
ネット上には、このような真偽不明の情報が溢れています。特に、安易な「裏技」に飛びついてしまうのは非常に危険です。
【Traum代表・島袋の警告】
「フォロワーは買える」といった甘い誘惑は、あなたのアカウント生命を終わらせる毒です。購入したフォロワーは、あなたの動画にいいねもコメントもしてくれません。その結果、見かけのフォロワー数に対してエンゲージメント率が異常に低くなり、アルゴリズムから「人気のないアカウント」と判断され、二度とおすすめに載らなくなります。絶対に手を出してはいけません。
9つの罠を確認して、ドキッとした人も多いかもしれません。しかし、原因がわかれば、あとは正しい対策を打つだけです。
多くの人はすぐに動画撮影や編集のテクニックを学びたがりますが、実はその前にやるべき、もっと重要なことがあります。それが「アカウント設計」です。
どんなに素晴らしい動画を作っても、土台となるアカウントがしっかり設計されていなければ、フォロワーは積み上がりません。戦う前に勝敗の8割は決まっています。ここで解説する2つのステップを、必ず実践してください。
これがアカウントの心臓部です。あなたのアカウントは、誰のために存在するのか？その人はどんなことに興味があり、どんなことで悩んでいるのか？そして、あなたはその人に対して、何を提供できるのか？
これを、マーケティング用語でターゲット設定とコンセプト設計と呼びます。
とはいえ、「自分の発信したいこと」と「世の中のニーズ」をどう結びつければいいか、難しいと感じるかもしれません。そこで、具体的な方法を3つ紹介します。
【島袋の体験談：なぜ私がトップライバーになれたのか？】
私自身がトップライバーになれたのは、このコンセプト設計を徹底したからです。当時、多くのライバーがただ雑談をする中で、私は「本気でトップライバーを目指すリスナーに、自分の経験を基にした超具体的なアドバイスをする」というコンセプトに特化しました。「みんなに好かれよう」とすることをやめ、「たった一人の、本気の人」に深く刺さる発信を心がけた結果、熱狂的なファンが集まり、投げ銭総額1億円という実績につながったのです。あなただけのコンセプトを、ここで見つけてください。
コンセプトが決まったら、それをプロフィールで100%表現します。プロフィール画面は、ユーザーがあなたをフォローするかどうかを決める最終審査の場です。以下の4つの要素を完璧に仕上げましょう。
プロフィールには、InstagramやYouTube、公式LINEなどへの外部リンクを一つだけ設定できます。
ここで注意したいのが、いきなり他のSNSに誘導しようとしないこと。「インスタも見てね！」と書くだけでは、ユーザーはわざわざ飛んでくれません。効果的なのは、「フォロワーを増やすためのロードマップを無料配布中」のように、ユーザーにとって明確なメリットを提示し、LINEやメルマガ登録へ誘導する方法です。まずはTikTok内であなたのファンになってもらうことを最優先に考えましょう。
さて、ここからが本番です。アカウントの土台が固まったら、いよいよ動画を投稿していきます。
しかし、やみくもに投稿してはいけません。フォロワーを最短で増やすためには、正しい手順を踏む必要があります。
このセクションでは、私がトップライバーになる過程で実践し、今も事務所のライバーたちに教えている4ステップのロードマップを、あなただけに全公開します。
まず最初に、敵であり最大の味方でもある「アルゴリズム」の仕組みを理解しましょう。これを理解しているかどうかで、成果に天と地ほどの差が生まれます。
かつてのTikTokでは、動画の「平均視聴時間」や「視聴完了率」が非常に重要視されていました。しかし、現在のアルゴリズムはさらに進化しています。
最も重要な指標は、「ユーザーのアプリ滞在時間をどれだけ伸ばしたか」です。
あなたの動画がきっかけで、ユーザーがコメントを読んだり、プロフィールを見たり、同じクリエイターの別の動画を見たり…と、TikTokアプリ内に長く留まってくれるほど、アルゴリズムはあなたの動画を「質の高いコンテンツだ」と判断し、より多くの人のおすすめに表示してくれるようになります。
アルゴリズムは、ユーザーの反応を基にあなたの動画をスコアリングしています。良い反応があればスコアが加算され、悪い反応があれば減算されます。
| 評価の種類 | 具体的なアクション |
| 加算評価（+） | ①いいね、②コメント、③シェア、④保存、⑤フォロー、⑥視聴完了率、⑦同じユーザーによる複数回再生 |
| 減算評価（-） | ①すぐにスワイプされる（興味なし）、②動画の途中で離脱される、③「興味ありません」ボタンを押される |
まずは、減算評価を徹底的に避けること。そして、加算評価の中でも特にコメント、シェア、保存をいかに引き出すかを考えることが、バズる動画を作る上での鍵となります。
TikTokアルゴリズム概念図（加算評価と減算評価の仕組みを図解）
【島袋の専門解説】
アルゴリズムの攻略とは、機械を騙すことではありません。本質は、「視聴者を熱狂させるコンテンツとは何か」を、アルゴリズムが評価する指標から逆算して考える思考法です。いいねやコメントは、視聴者の「心が動いた証」。その証をどうやって一つでも多く生み出すか。その一点を追求してください。
アルゴリズムを理解したら、いよいよ動画制作です。「バズは運」と言う人もいますが、それは間違い。バズる動画には、明確な「方程式」が存在します。
ユーザーは、最初の1秒でその動画を見るか見ないかを判断しています。ここで心を掴めなければ、あなたの動画は即スワイプされてしまいます。以下のテクニックを必ず使いましょう。
トレンドを制する者がTikTokを制します。常にアンテナを張り、鮮度の高い情報を取り入れましょう。
「投稿したいけど、ネタが思いつかない…」これは多くの人がぶつかる壁です。しかし、ネタは作るものではなく、拾うものです。
【島袋の体験談：たった一つの改善で再生数が100倍に】
私が育成していたライバーの中に、非常に有益な情報を発信しているのに、全く再生数が伸びない子がいました。原因は、動画の構成が「起承転結」になっていたこと。そこで私は、ビジネスプレゼンで使われる「PREP法」で動画を作り直すようアドバイスしました。
PREP法：Point（結論）→ Reason（理由）→ Example（具体例）→ Point（結論）
この構成に変えただけで、彼の動画の平均再生数は300から3万へと、100倍に跳ね上がったのです。構成一つで、結果は劇的に変わります。
素晴らしい動画が完成しても、投稿の仕方一つでその効果は半減してしまいます。動画の価値を最大化するための、戦略的な投稿を心がけましょう。
一般的に、TikTokのゴールデンタイムは平日の朝7時〜9時（通勤通学）、12時〜14時（昼休み）、18時〜22時（帰宅後）と言われています。
しかし、これはあくまで一般論。あなたのアカウントのターゲットによって、最適な時間は異なります。
最も確実な方法は、プロアカウントの「インサイト」機能にある「フォロワーアクティビティ」を確認することです。あなたのフォロワーが何曜日の何時に最もアクティブかが一目でわかるので、そのピークタイムの1〜2時間前を狙って投稿しましょう。
「毎日投稿」は、確かに有効な戦略の一つです。しかし、それが原因で動画の質が落ちてしまうのであれば、本末転倒です。
質が担保された動画を、継続できる範囲で、できるだけ高頻度に投稿するのが正解です。
もし毎日投稿が難しいなら、週に3〜4回でも構いません。大切なのは、投稿する曜日や時間を固定し、定期的な投稿を続けることです。これにより、ファンがあなたの投稿を心待ちにする習慣が生まれます。
ハッシュタグは、あなたの動画を興味のあるユーザーに届けるための道標です。選び方にはコツがあります。
フォロワーは、ただの数字ではありません。あなたの発信を楽しみにしてくれる、血の通った人間です。投稿して終わりではなく、積極的にコミュニケーションを取り、濃いファンを育てていきましょう。
TikTok LIVEは、ファンとの絆を深めるための最強のツールです。動画では伝えきれないあなたの人柄をリアルタイムで伝えることで、視聴者は一気にあなたのファンになります。
また、LIVE配信中はプロフィールアイコンが光り、フォロワーに通知が届くため、アカウントの存在を思い出してもらう効果もあります。
【島袋の体験談：アンチさえもファンに変えたコミュニケーション術】
私が最も重視したのはファンとの関係構築です。LIVE配信には、当然アンチコメントも来ます。しかし、私は彼らをブロックするのではなく、「なぜそう思うの？君の意見も聞かせてほしい」と、一人の人間として向き合いました。感情的にならず、誠実に対応し続けることで、最初は批判的だった人が、いつの間にか一番の応援者になってくれた経験が何度もあります。ファンもアンチも、あなたに興味があるという点では同じ。そのエネルギーをどうプラスに変えるかが、トップに立つ人間の器量です。
ここまでの4ステップを実践すれば、フォロワー1,000人の壁は必ず越えられます。
しかし、1万人という次のステージに進むためには、さらなる戦略が必要です。ここでは、あなたのアカウントの成長を加速させるための応用テクニックを3つ紹介します。
感覚や運に頼る運用は、すぐに限界が来ます。トップクリエイターは、例外なくデータに基づいた改善を行っています。
プロアカウントのインサイト画面を開き、特に以下の3つの指標を毎週チェックする習慣をつけましょう。
【Traum代表・島袋の見解】
トップライバーは例外なくデータ分析の鬼です。感覚だけでなく、数字に基づいた改善こそが、あなたをその他大勢から引き離します。私たちのようなライバー事務所は、TikTokから提供される一般非公開の、より詳細なデータを基に戦略を立てています。「なぜこの動画がバズったのか」を論理的に説明できないうちは、まだ成長の余地があるということです。
TikTokだけで頑張るのではなく、InstagramやX（旧Twitter）、YouTubeといった他のSNSと連携させることで、ファンを多角的に囲い込み、相乗効果を生み出すことができます。
各SNSの特性を理解し、同じコンテンツを使い回すだけでなく、それぞれのプラットフォームに最適化した発信を心がけましょう。
コラボレーションは、他のクリエイターのファンにあなたを知ってもらう絶好の機会です。
いきなり有名クリエイターに依頼しても成功率は低いです。まずは、自分と規模が近いクリエイターと繋がり、実績を積み上げていきましょう。
最後に、私が運営する事務所のライバー志望者からよく受ける質問について、Q&A形式で回答します。
A.一概には言えませんが、本記事で解説した戦略を正しく、かつ継続的に実践できれば、1ヶ月〜3ヶ月で達成することは十分に可能です。しかし、多くの人は途中で諦めてしまいます。重要なのは期間の長さではありません。「正しい努力を、結果が出るまで継続できるか」。ただそれだけです。
A.本当にシャドウバンされているケースは稀です。ほとんどの場合、コンテンツの質が低く、アルゴリズムから評価されていないだけです。アカウントがシャドウバンされているかを確認するには、ハッシュタグ検索で自分の動画が表示されるか試す方法がありますが、それを心配する前に、まずは動画の最初の1秒や視聴維持率を見直す方が100倍建設的です。
A.目安としては、フォロワー1万人を超えたあたりから、DMで依頼が来始めることが多いです。しかし、フォロワー数だけでなく、特定のジャンルに特化していて、熱量の高いファンを抱えているアカウントであれば、5,000人程度でも依頼が来るケースはあります。数よりも「質」が重要視される時代になっています。
A.顔出しした方が、親近感が湧きやすくファンが付きやすいのは事実です。特にLIVE配信を視野に入れるなら、顔出しは大きな武器になります。しかし、顔出しをしなくても成功しているクリエイターはたくさんいます。その場合、声やキャラクター、編集の独自性など、顔以外の部分で視聴者を惹きつける圧倒的な魅力が必要になります。
ここまで、本当に長い道のりでしたね。しかし、この記事を最後まで読み切ったあなたの熱意は本物です。
最後に、投げ銭1億円を稼いだ私が、これだけは伝えたい3つの本質をお話しします。
この記事で学んだことを忘れないよう、具体的なアクションプランをチェックリストにまとめました。今日から一つずつ、実践していきましょう。
【準備編】
☑ 誰に何を届けるか（コンセプト）が明確か？
☑ プロフィールは一目で専門性が伝わるか？
【実践ロードマップ】
☑ 最新のアルゴリズム（滞在時間）を意識しているか？
☑ 動画の冒頭1秒で心を掴む工夫があるか？
☑ トレンド音源と自分の専門性を掛け合わせているか？
☑ インサイトでフォロワーの活動時間を把握しているか？
☑ 投稿頻度と質のバランスは取れているか？
☑ ハッシュタグを戦略的に選べているか？
☑ コメント返信やLIVE配信でファンと交流しているか？
【応用編】
☑ インサイトを見てデータ分析と改善を行っているか？
本気でトップクリエイターを目指すなら、一人で悩む時間が最も無駄です。
私が代表を務めるライバー事務所Traumでは、あなたの現在地と目標に合わせた無料アカウント診断と、トップライバーへの個別戦略相談を実施しています。
この記事を読んで本気になったあなたからのご連絡を、お待ちしています。
