- ライバーの教科書 -
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2026.5.4
TikTok LIVEノウハウTikTokライブで収入を得るようになったものの、「確定申告ってどうすればいいの?」「税金はどれくらいかかるの?」と不安に感じているライバーの方は多いのではないでしょうか。
私は投げ銭総額1億円超えの元トップライバーとして、そして現在700名以上のライバーが所属する事務所「Traum」の代表として、多くのライバーの税務相談に乗ってきました。特に初心者の方は、確定申告の手続きや税金の計算方法がわからず、後になって慌ててしまうケースをよく見てきました。
この記事では、TikTokライバーが知っておくべき確定申告の基礎知識から、具体的な申告方法、さらには効果的な税金対策まで、実体験を交えながら詳しく解説します。読み終える頃には、確定申告への不安が解消され、適切な税務処理ができるようになるでしょう。
まず、どのような場合に確定申告が必要になるのかを明確にしておきましょう。TikTokライバーの確定申告義務は、主に以下の条件で決まります。
本業で給与をもらっている方は、TikTokライブでの年間収入から必要経費を差し引いた所得が20万円を超えた場合に確定申告が必要です。例えば、年間で投げ銭やギフトで30万円の収入があり、配信に使用した機材費などで5万円の経費がかかった場合、所得は25万円となり、確定申告の対象となります。
私が相談を受けたライバーの中には、「月2万円程度だから大丈夫」と思っていたものの、年間で計算すると24万円になり、慌てて申告準備を始めた方もいらっしゃいました。
専業でライブ配信を行っている方や学生の場合は、年間所得が48万円(基礎控除額)を超えた時点で確定申告が必要になります。ただし、住民税については年間所得が45万円を超えると申告義務が発生するため、注意が必要です。
ライバー活動を事業として行っている場合は、収入金額に関係なく確定申告を行う必要があります。特に、開業届を提出して個人事業主として登録している方は、必ず申告を行いましょう。
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LINEで相談する(無料)TikTokライバーの収入は多岐にわたりますが、それぞれ税務上の取り扱いが異なります。正確な申告のために、各収入の性質を理解しておくことが重要です。
TikTokライブで視聴者からもらう投げ銭やギフトは、基本的に「雑所得」として扱われます。ただし、継続的かつ事業的規模で活動している場合は「事業所得」として申告することも可能です。
私の経験では、月間で安定して10万円以上の投げ銭収入がある場合は、事業所得として申告する方が税務上有利になることが多いです。事業所得の場合、青色申告特別控除(最大65万円)の適用が可能になるためです。
企業からの案件やPR投稿による収入も重要な収入源です。これらは通常、源泉徴収税額が10.21%差し引かれた状態で支払われます。確定申告時には、この源泉徴収税額を考慮して計算する必要があります。
実際に私が運営する事務所でも、月に数十件の企業案件を仲介していますが、ライバーの皆さんには必ず支払調書の保管をお願いしています。
TikTok動画やライブ配信でアフィリエイトリンクを紹介して得た収入も申告対象です。ASPからの支払いについても、年間の収入額をしっかりと記録しておきましょう。
ここからは、実際の確定申告手順について詳しく説明します。私自身も毎年申告を行っており、事務所所属のライバーにもアドバイスしている内容です。
確定申告には以下の書類が必要になります:
・各プラットフォームからの支払い明細
・企業案件の支払調書
・必要経費の領収書・レシート
・銀行口座の入出金明細
・前年の確定申告書の控え(2年目以降)
・マイナンバーカードまたは通知カード
・本人確認書類
特に重要なのは、収入と支出の記録を月別に整理しておくことです。私は事務所のライバーには、専用の家計簿アプリや表計算ソフトでの管理をお勧めしています。
確定申告書の作成には、主に以下の3つの方法があります:
1. 国税庁の確定申告書等作成コーナー
無料で利用でき、画面の指示に従って入力するだけで申告書が作成できます。初心者の方には最もお勧めの方法です。
2. 税務署での相談・作成
直接税務署に行き、職員の方に相談しながら作成する方法です。2月16日から3月15日の申告期間中は混雑するため、事前予約がお勧めです。
3. 税理士への依頼
収入が多い場合や複雑な取引がある場合は、税理士に依頼するのが安心です。費用は年間10万円程度からが相場です。
個人事業主として活動する場合、青色申告と白色申告のどちらかを選択できます。青色申告の場合、事前に「青色申告承認申請書」の提出が必要ですが、最大65万円の特別控除が受けられるため、年間所得が100万円を超える場合は青色申告がお勧めです。
私自身も青色申告を選択しており、複式簿記での記帳は確かに手間ですが、税務上のメリットは大きいと感じています。
適切な経費計上は、税負担を軽減する重要な方法です。ここでは、TikTokライバーが計上できる主な経費について説明します。
ライブ配信に使用する機材は、基本的に経費として計上できます:
・スマートフォン・タブレット(配信専用の場合は100%、プライベートと兼用の場合は使用割合に応じて)
・照明機器・リングライト
・マイク・オーディオインターフェース
・三脚・スマホスタンド
・背景用の装飾品・小道具
私の事務所では、新人ライバーに対して初期機材として約5万円程度の投資をお勧めしていますが、これらは全て経費として計上可能です。
配信に必要なインターネット回線費用や、配信中の電気代も経費計上できます。自宅で配信している場合は、使用時間や使用面積に応じて按分計算を行います。
例えば、月の通信費が8,000円で、そのうち30%を配信に使用している場合、月2,400円、年間28,800円を経費として計上できます。
配信で着用する衣装や、配信のためのメイク用品・美容費も経費になります。ただし、プライベートでも使用できるものについては、配信での使用割合を合理的に算出する必要があります。
実際に私が相談を受けたライバーの中には、年間で衣装代だけで20万円以上使っている方もいらっしゃいましたが、適切に経費計上することで税負担を大幅に軽減できました。
イベント参加や撮影のための交通費、宿泊費も経費として計上可能です。ただし、業務目的であることを明確にするため、目的や参加者などを記録しておくことが重要です。
配信スキル向上のためのセミナー参加費や、関連書籍の購入費も経費になります。継続的なスキルアップは収入向上に直結するため、積極的に投資することをお勧めします。
確定申告を怠ったり、間違った申告をしたりすると、重いペナルティが課される可能性があります。ここでは、特に注意すべきポイントを解説します。
確定申告を怠った場合、以下のペナルティが課されます:
・無申告加算税:納付すべき税額の15%~20%
・延滞税:年7.3%~14.6%
・重加算税:悪質な場合は納付すべき税額の40%
私が知っているケースでは、年間300万円の収入があったにも関わらず3年間申告を怠ったライバーが、本来の税額約40万円に加えて、追徴課税で約25万円を支払うことになりました。
確定申告を行った場合、住民税の申告は自動的に行われますが、確定申告が不要な場合でも住民税の申告が必要な場合があります。特に、年間所得が45万円を超える場合は、住民税の申告を忘れないようにしましょう。
収入や経費に関する書類は、確定申告期限から5年間(青色申告の場合は7年間)保存する義務があります。領収書やレシート、銀行の明細書などは、きちんと整理して保管しておきましょう。
2023年10月からインボイス制度が開始され、TikTokライバーの税務にも影響を与えています。特に企業案件を受ける際には、インボイス登録の有無が重要になってきます。
メリット:
・企業からの案件を受けやすくなる
・取引先からの信頼度が向上する
デメリット:
・年間売上が1,000万円以下でも消費税の納税義務が発生
・帳簿管理がより複雑になる
年間売上が500万円以下の場合は、インボイス登録をしない方が税負担は軽くなることが多いです。ただし、企業案件の機会を逃す可能性もあるため、総合的な判断が必要です。
インボイス登録をしていない場合、企業側が消費税の仕入税額控除を受けられないため、案件の報酬が減額される可能性があります。実際に私の事務所でも、一部の企業からインボイス登録の有無について確認を受けるようになりました。
TikTokライバーとして活動する上で、確定申告と税金の知識は必要不可欠です。適切な税務処理を行うことで、法的な問題を避けるだけでなく、経費の活用により税負担を軽減することも可能です。
重要なポイントをまとめると:
・年間所得が20万円(給与所得者)または48万円(専業)を超えたら確定申告が必要
・収入と支出の記録を日頃からきちんと管理する
・配信に関連する費用は積極的に経費計上する
・申告期限を守り、必要書類を適切に保存する
・インボイス制度の影響も考慮して判断する
最初は複雑に感じるかもしれませんが、一度流れを覚えてしまえば、毎年スムーズに処理できるようになります。不安な点があれば、税務署の相談窓口や税理士に相談することをお勧めします。
私たちTraumでは、ライバーとしてのスキルアップだけでなく、こうした税務面でのサポートも含めて、総合的にライバーの皆さんをバックアップしています。未経験からでもライバーとして活躍できる環境を整えており、確定申告や税金に関する相談にも対応しています。ライバーとしての活動に興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に安心してライバー活動を続けていきましょう。
給与所得者は年間所得20万円超、専業の場合は年間所得48万円超で確定申告が必要です。
配信に使用するスマホ、照明、マイクなどの機材費は経費として計上できます。
無申告加算税15-20%、延滞税年7.3-14.6%などの追徴課税が発生します。
必須ではありませんが、企業案件を受ける場合は登録した方が有利になることがあります。
配信専用のものは全額、プライベートと兼用の場合は使用割合に応じて経費計上できます。
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