- ライバーの教科書 -
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2025.10.9
知識・ノウハウ「元カレのTikTok、こっそり見たいけど…私が見たってバレたら気まずいな…」
「気になるあの子のプロフィール、何回も見に行ってるけど、もしかして通知いってる?」
TikTokを楽しんでいると、こんな風に「足跡」のことが気になって、好きなように閲覧できずに悩んでいませんか?
私、株式会社Traum代表で、元トップライバーの島袋諒平です。これまで投げ銭総額1億円以上を稼ぎ、数多くのライバーを育成してきた経験から断言しますが、あなたのその悩み、非常によくわかります。
この記事では、そんなあなたの不安を完全に解消するために、TikTokの足跡に関する全ての情報を、私の知識と経験を総動員して、どこよりも分かりやすく解説していきます。
結論: TikTokに、昔ガラケーにあったような厳密な意味での足跡機能は現在ありません。しかし、それに近い「プロフィールの表示履歴」という機能があり、これを知らないままだと、あなたがプロフィールを見たことが相手にバレる可能性があります。この記事では、元トップライバーの私が、あなたのプライバシーを守り、安心してTikTokを楽しむための全知識を、2025年最新のアプリ画像を元に徹底解説します。
この記事を読めば、3つのことが分かります
この記事を最後まで読めば、あなたはもう「足跡」に怯えることなく、心からTikTokを楽しめるようになっているはずです。それでは、いきましょう。
まず、あなたがいちばん知りたいであろう結論から、ハッキリとお伝えします。
現在、TikTokには、あなたがイメージするような「足跡機能」は存在しません。つまり、あなたが誰かの投稿動画を1回見ただけでも、100回見たとしても、その視聴履歴が相手に通知されることは一切ありません。まずはこの大原則を理解して、安心してください。
では、なぜ「TikTok 足跡」と検索する人が後を絶たないのでしょうか?
その理由は、「プロフィールの表示履歴」という、足跡機能とよく似た機能が存在するからです。これが、多くの人が「足跡機能」と誤解しているものの正体です。
この機能は、過去に実装されていたり、仕様が変更されたりといった経緯があり、ネット上には古い情報も多く混乱を招いています。しかし、2025年現在の仕様はハッキリしています。
この機能は、簡単に言えば「あなたのプロフィールページを、過去30日間に誰が訪れたかをお互いに確認できる」というものです。TikTokとしては、ユーザー同士の新たな繋がりやコミュニケーションを促す目的で、この機能を提供していると考えられます。
この「プロフィールの表示履歴」機能と、それ以外の行動による通知について、何ができて何ができないのか、以下の表で明確に整理しました。まずは、この表で全体像を掴んでください。
機能・行動 | バレる可能性 | 備考・条件 |
自分のプロフィールを見た人を確認する | あり | 過去30日間。自分と相手の双方が機能をONにしている場合のみです。 |
相手の投稿動画(フィード)を見た | なし | 1回見ても100回見ても、視聴だけではバレません。 |
相手のストーリーを見た | あり | 投稿から24時間以内であれば、誰が見たか相手は確認できます。 |
相手のLIVE配信を視聴した | 視聴中はバレる | 「〇〇さんが入室しました」と表示されますが、退出後の履歴は残りません。 |
相手の「いいね」欄やフォロー欄を見た | なし | 誰のどの投稿に「いいね」したかなどは、自由に閲覧してもバレることはありません。 |
投稿に「いいね」や「コメント」をした | あり | これは当然ですが、相手に通知が届き、誰がアクションしたか分かります。 |
このように、単に動画を見ているだけではあなたの足跡がつくことはありません。しかし、プロフィールを閲覧した場合とストーリーを視聴した場合は、相手にバレる可能性がある、と覚えておいてください。
それでは、この記事の核心部分である「プロフィールの表示履歴」機能について、具体的な設定方法を解説していきます。
この設定をマスターすれば、あなたは自分のプライバシーを完全にコントロールできるようになります。実際のアプリ画面の画像を使いながら、1ステップずつ丁寧に説明するので、ぜひあなたのスマホを片手に一緒に操作してみてください。
設定方法の前に、絶対に知っておくべき3つの基本ルールがあります。これを理解していないと、設定を間違えてしまう可能性があるので、しっかり頭に入れてください。
まずは、機能を「オン」にする方法です。誰が自分のプロフィールを見に来ているか興味がある方は、この設定を行いましょう。
これで設定は完了です。非常に簡単だったと思います。
次に、相手に足跡を絶対につけたくない、バレずにこっそりプロフィールを見たい、というあなたのための設定です。手順はオンにする時と全く同じです。
上記5番のステップで、トグルスイッチを「オフ」(灰色)にするだけです。これで、あなたが誰かのプロフィールを見に行っても、相手の表示履歴に残ることは一切なくなります。
機能をオンにした後、実際にどこで履歴を確認するのかを説明します。
確認場所はとても分かりやすく、あなたのプロフィール画面の右上、三本線メニューの左隣に「足跡」のアイコンが表示されるようになります。
このアイコンをタップすると、「プロフィールの表示」という画面に切り替わり、過去30日間にあなたのプロフィールを訪れたユーザーの一覧が表示されます。
なぜTikTokがこんな少しややこしい機能を実装したのか、不思議に思うかもしれませんね。
事務所代表として多くのライバーを育成する立場から見ると、これはユーザー同士のコミュニケーションを活性化させたいというTikTok側の明確な意図の表れです。誰が自分に興味を持ってくれたのかが分かれば、「ありがとう」と伝えに行ったり、フォローし返したりするきっかけが生まれますよね。
ただし、これはライバーやインフルエンサーにとっては、熱心なファンや、時にはアンチの動向を把握するためのツールにもなり得ます。光もあれば影もある機能だからこそ、あなたがどう使いたいのかを明確にし、プライバシー設定を自分の意思でコントロールすることが極めて重要になるのです。
さて、基本的な設定はマスターできましたね。ここからは、本記事の核となる「行動別の足跡バレ境界線マップ」です。
あなたが普段TikTokで行うであろう様々な行動を取り上げ、それぞれ「バレるのか、バレないのか」を、その理由と共に詳しく解説していきます。これで、あなたの疑問は完全に解消されるはずです。
しかし、あなたがそのLIVE配信から退出した後に、「過去に誰が視聴していたか」という履歴が残ることはありません。つまり、リアルタイムで参加している間だけ、あなたの存在が分かる仕組みです。
【元1億円ライバー・島袋の経験談】
私がまだトップライバーとして毎日配信していた頃の話です。ある特定の視聴者が、毎日必ず配信が始まった瞬間に「入室しました」と表示されるんです。これは配信者からすると、本当に嬉しいことなんですよね。「今日も来てくれたんだな」と、自然と親近感が湧きます。LIVE配信における足跡は、このようにファンとの絆を深めるためのポジティブなコミュニケーションツールになり得ます。もしあなたが応援したいライバーがいるなら、積極的に入室して、あなたの存在をアピールしてあげるのがおすすめです。
基本的なパターンは理解できたと思います。ここからは、もう少し応用的な、「こんな特殊なケースではどうなるの?」という、あなたの潜在的な疑問に先回りして回答していきます。
これは少し複雑なので、2つのパターンに分けて解説します。
パターン1: 自分(鍵垢)が相手(公開垢)を見る場合
パターン2: 相手(鍵垢)を自分(公開垢)が見る場合
ここまで、TikTokの足跡に関する機能的な側面を徹底的に解説してきました。しかし、私が本当に伝えたいのは、ここからです。
単に「バレる/バレない」という知識を持つだけでなく、「なぜ自分のプライバシーを自分でコントロールすることが重要なのか」という本質を理解することが、これからの時代にSNSを賢く使いこなす上で不可欠です。
私自身がトップライバーだった頃、本当にありがたいことに、毎日配信に来てくれる熱心なファンの方がいました。しかし、ある時からその方の行動がエスカレートし始めたのです。私の過去の投稿を全て遡ってコメントをつけたり、私がLIVEで話した些細な個人情報から、私の行動範囲を特定しようとしたり…。
最初は「熱心なファン」だったはずが、いつしかそれは「ストーカー」に近い存在となり、恐怖を感じるようになりました。これは、私がプライバシー設定の重要性を甘く見ていた結果です。
この経験から私が学んだのは、自分を守るための最大の武器は、SNSのプライバシー設定を正しく理解し、徹底することだという事実です。特に、これから多くの人に見られる立場を目指すライバーにとっては、これが生命線になります。
私が運営するライバー事務所「Traum」には、多くのライバー志望者が面談に来ます。その中で、「誰が自分のプロフィールを見に来たか、気になって仕方がない」と相談してくる子が、実は少なくありません。
気持ちは分かりますが、私はいつもこうアドバイスします。「誰が見たかを気にする時間があるなら、その10秒で次のコンテンツの企画を考えろ」と。
「プロフィールの表示履歴」機能は、あなたに興味を持ってくれた人を知るポジティブなきっかけにもなりますが、それに一喜一憂しすぎるのは、本末転倒です。あなたが本当に集中すべきは、画面の向こうにいる不特定多数の視聴者を、いかに楽しませるか、という一点のみ。
細かい足跡を気にしすぎるのではなく、もっと大きな視点で、ファン全体との良好な関係を築くこと。これが、トップライバーになるために不可欠な思考法です。
最後に、ここまでで解説しきれなかった、よくある細かい質問について、Q&A形式で一気に回答していきます。
A.絶対にありません。 「足跡をつけずにストーリーが見れる」などを謳う非公式な外部アプリやツールがもし存在したとしても、それらはあなたのTikTokアカウント情報を抜き取るための詐欺である可能性が極めて高いです。アカウント乗っ取りなどの深刻な被害に遭う危険があるため、絶対に利用しないでください。
A.まず、お使いのTikTokアプリが最新版であるかを確認してください。App StoreやGoogle Playストアでアップデートがないかチェックしましょう。それでも表示されない場合、一部の地域やアカウントでは機能が制限されている可能性もゼロではありませんが、ほとんどはアプリのバージョンが古いことが原因です。
A. できません。 H2-2で解説した通り、「プロフィールの表示履歴」は、自分と相手の双方が機能をオンにしている状態でのみ成立する、ギブアンドテイクの機能です。あなたが自分の足跡を隠した状態(オフ)で、相手の足跡だけを覗き見ることは不可能です。
A.できません。 表示された履歴の中から、「この人だけを消したい」といった個別の削除は不可能です。履歴を消す方法は2つしかありません。30日間が経過して自動的に消えるのを待つか、もしくは、「プロフィールの表示履歴」機能自体をオフにするかです。機能をオフにすれば、その時点ですべての履歴が非表示になります。
お疲れ様でした。この記事で、TikTokの足跡に関するあなたの疑問や不安は、すべて解消できたはずです。
最後に、あなたが安心してTikTokを楽しむために、今日学んだことの要点をチェックリストにまとめました。ご自身の理解度を確認してみてください。
【最終確認】TikTokプライバシー設定 要点チェックリスト
☑ TikTokに厳密な意味での「足跡機能」はないことを理解したか?
☑ 「プロフィールの表示履歴」がオンだと、プロフィール閲覧がバレる可能性があることを理解したか?
☑ 相手にバレたくないなら、「プロフィールの表示履歴」をオフに設定したか?
☑ 投稿から24時間以内のストーリーを視聴すると、足跡がつくことを理解したか?
☑ 「いいね」や「コメント」をすれば、当然相手に通知がいくことを理解したか?
☑
アカウント乗っ取りのリスクがあるため、非公式の連携アプリは絶対に使わないと誓えるか?
最後に、安心してTikTokを楽しむために
この記事を通して私が伝えたかったのは、ただ1つ。正しい知識を身につけ、あなた自身の意思でプライバシーをコントロールすることが、何よりも大切だということです。
【トラウム代表・島袋からの最後のメッセージ】
今回解説した「足跡」の機能は、あくまでTikTokを構成する数多くの要素の1つに過ぎません。
特に、この記事を読んでいるあなたが、これからライバーとして多くのファンを魅了し、大きな成功を掴みたいと本気で考えているのなら、覚えておいてください。
細かい機能を気にして立ち止まるよりも、どうすれば視聴者を1秒でも長く楽しませられるか、どうすれば自分の魅力を最大限に伝えられるか、というコンテンツの本質にこそ、あなたの全ての情熱と時間を注ぐべきです。
私、島袋諒平と、私が代表を務めるライバー事務所「Traum(トラウム)」は、小手先のテクニックではなく、本質的なファンとの向き合い方から指導し、本気でトップを目指すあなたを全力でサポートすることを約束します。