- ライバーの教科書 -
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2025.9.3
知識・ノウハウTikTokの再生回数が急に落ち込み、「もしかしてシャドウバン…?」と不安でこのページにたどり着いた、あなたへ。
その直感は、正しいサインかもしれません。しかし、結論から言います。適切な手順さえ踏めば、あなたのアカウントは必ず復活できます。
はじめまして、元トップライバーで、現在はTikTok LIVE専門ライバー事務所「Traum」代表の島袋 諒平です。私自身、投げ銭総額1億円を達成する過程で、そして多くのライバーを育成する中で、シャドウバンという壁に何度も直面してきました。
だからこそ、断言できます。これはピンチではなく、あなたが本気で上を目指すための試練であり、チャンスです。
この記事では、ネットに溢れる不確かな情報に終止符を打ちます。シャドウバンの原因特定から、プロが実践する復活戦略、そして二度とBANされない「無敵のアカウント」の育て方まで、その全てを私の全経験に基づき、本気であなたに伝えます。
この記事を読み終える頃には、あなたの不安は「やるべきこと」への自信に変わっているはずです。
この記事でわかること 3点
この記事を読み進める前に、少しだけ私の話をさせてください。なぜなら、シャドウバンという問題は、単なるテクニックだけで解決できるほど単純なものではないからです。
【トラウム代表・島袋からのメッセージ】
私自身もトップライバーとして活動していた頃、順調に伸びていた動画の再生回数が、ある日突然10分の1以下になった経験があります。「昨日まで何万回も再生されていたのに、なぜ…?」と、スマホ画面を何度も更新し、原因不明の状況に血の気が引くような感覚を覚えました。
おすすめフィードから自分の動画が消え、まるで大海原に一人取り残されたような孤独感と、積み上げてきたものが一瞬で崩れ去るかもしれないという恐怖。明日が見えない不安の中、必死で情報をかき集め、仮説を立て、来る日も来る日もテストを繰り返しました。
だからこそ、今あなたが抱えている「どうして自分だけ…」という焦りや不安、その先に待つ復活の光の両方を、私は誰よりもリアルな言葉で語ることができます。安心してください、あなたは一人ではありません。
シャドウバンを経験したライバーは、実はごまんといます。しかし、その多くは復活できずにTikTokの世界から姿を消していきます。なぜでしょうか?
答えは、技術的な問題ではなく、「思考法」 にあります。
【事務所代表としての補足|島袋 諒平】
私が事務所代表として、これまで何百人というライバー志望者と面談し、育成してきた中で確信したことがあります。それは、成功するライバーと伸び悩むライバーを分けるのは、シャドウバンという壁にぶつかった時の「捉え方」の差だということです。
伸び悩む人は、シャドウバンを「運営からの理不尽な仕打ち」と捉え、他責にして諦めてしまいます。あるいは、「もうこのアカウントはダメだ」と短絡的に結論づけてしまいます。
一方で、成功する人は、これを「自分のコンテンツや運用方法を見直す絶好の機会」と捉えるのです。アルゴリズムが何を求めているのか、視聴者が本当に見たいものは何なのかを、ゼロから問い直す。この思考の転換こそが、あなたをその他大勢から一歩抜きん出た存在へと押し上げる「決定的な差」になります。
この記事は、そのための具体的な武器をあなたに授けるものです。さあ、反撃の準備を始めましょう。
「再生回数が落ちたけど、これって本当にシャドウバンなの?」
まず、この最も重要な疑問に白黒つけましょう。誰でも1分で、客観的に自分の状況を判断できるプロ仕様のチェックリストを用意しました。
焦って判断する前に、冷静に切り分けるべきポイントが2つあります。
これらの可能性を排除した上で、なお疑わしいと感じるなら、次のチェックリストに進んでください。
以下の項目を、ご自身のTikTokアカウントと照らし合わせて正直にチェックしてみてください。3つ以上当てはまるなら、シャドウバンの可能性が非常に高い状態です。
シャドウバン確定診断チェックリスト
チェック項目 | 確認方法 |
おすすめフィードからの流入が | プロアカウントの「インサイト」→「コンテンツ」→ 各動画を選択 →「トラフィックソース」で確認。ここが最重要指標です。 |
特定のハッシュタグで自分の投稿が表示されない | 自分のアカウントからログアウトするか、友人のスマホを借りて、投稿に使ったハッシュタグを検索。最新順で自分の動画が出てこないなら危険信号。 |
新規投稿が | 特にフォロワーが1,000人以上いるにも関わらずこの状態が続くなら、外部へリーチしていない証拠です。 |
「いいね」やコメントが既存フォロワーからしか来ない | 新規ユーザーからの反応が全くない状態。おすすめに表示されていない可能性が高いです。 |
過去に運営から規約違反の警告通知を受けたことがある | 「メッセージ」→「システム通知」を確認。過去の警告はアカウントの信頼度を下げています。 |
チェックリストの中でも、最も客観的で重要な指標が「トラフィックソースタイプ」です。
【トラウム代表・島袋からの本気のメッセージ】
アナリティクスの数字は嘘をつきません。しかし、多くの人はどこを見ていいか分からず混乱するだけです。見るべきは一点だけ。それは「おすすめ」のパーセンテージです。
ここがあなたの動画の生命線であり、アカウントの健康状態を示す最も正確なバロメーターです。
この数字から目を背けず、まずは自分の置かれている状況を正確に把握してください。それが、的確な対策を打つための最初の、そして最も重要な一歩となります。
自分の状況を把握できたら、次は「なぜそうなったのか?」という原因を特定します。ネット上には様々な憶測が飛び交っていますが、ここでは私が事務所運営で得た膨大なデータと事例に基づき、本当に危険な原因だけをワースト10形式で徹底的に解説します。
自分では全く悪気がないのに、TikTokのコミュニティガイドラインに抵触してしまうケースです。
アカウントを伸ばしたいという熱意が、逆に「スパム行為」と見なされてしまう皮肉なケースです。
これらは、ほとんどの人が意識していない、しかし確実にアカウントの信頼度を蝕む行為です。
【元1億円ライバー・島袋からの回答】
私が育成したライバーの中に、非常に真面目で、毎日10本も動画を投稿する努力家がいました。しかし、彼の再生回数は伸びるどころか、ある日を境に完全に止まってしまったのです。原因は、まさに「投稿のしすぎ」でした。
彼は「量こそ正義」だと信じていましたが、TikTok運営から見れば、それは「質の低い動画をばら撒く迷惑なアカウント」という評価になってしまったのです。
この経験から私たちが学んだのは、TikTokは単なる動画投稿サイトではなく、「質の高いクリエイターがコミュニティを盛り上げるプラットフォーム」だということ。あなたのその行動は、プラットフォームの価値を高めることに貢献していますか? この視点を持つことが、シャドウバンを避けるための最も本質的な考え方になります。重要な一歩となります。
原因を特定できたら、いよいよ具体的な解除アクションに移ります。焦りは禁物です。ここに記すロードマップに従って、一つひとつ着実に実行してください。正しく行えば、あなたのアカウントは必ず回復軌道に乗ります。
まずは、これ以上アカウントの評価を下げないための緊急対応です。
応急処置が終わったら、次は「何もしない」ことが最も重要な治療になります。
デトックス期間が終わったら、いよいよ復活に向けた投稿を再開します。しかし、いきなり元通りに投稿してはいけません。
上記のステップを1〜2週間続けても全く改善の兆しが見られない場合に限り、最終手段として運営に問い合わせます。
そのまま使える!運営への問い合わせテンプレート
TikTokアプリの「プロフィール」→右上の「三」メニュー→「設定とプライバシー」→「問題を報告」から、以下のテンプレートを参考に送信してください。
[件名] アカウントのおすすめ表示に関するご報告
[本文]
いつもお世話になっております。
私のアカウント(アカウントID: @あなたのIDをここに記載)で投稿した動画が、[シャドウバンが始まったおおよその日付]頃から、おすすめフィードに表示されなくなっているようです。
TikTokのコミュニティガイドラインは常に遵守している認識ですが、もし私の知らないうちに規約に抵触する行為がございましたら、ご指摘いただけますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、アカウントの状況をご確認いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
【トラウム代表・島袋からの本気のメッセージ】
ここでの最重要ポイントは、絶対に感情的にならないことです。「BANされた!理不尽だ!どうにかしてくれ!」といったクレーム口調の文章を送ってしまう人がいますが、これは最悪の対応です。何千、何万と届く報告の中で、そんな文章は後回しにされるか、悪質なユーザーとしてマークされるだけです。
あくまで「規約は守っているつもりですが、念の為にご確認お願いします」という謙虚で低姿勢なスタンスを貫くこと。これが、多忙な運営担当者に「お、このユーザーはまともそうだな。ちょっと見てみるか」と思わせ、最も早く調査してもらえる、経験上、間違いのないコツです。
シャドウバンから復活できたとしても、また同じことを繰り返しては意味がありません。このセクションでは、もう二度とBANの恐怖に怯えることなく、安定してアカウントを成長させ続けるための、より本質的な思考法と技術についてお話しします。
小手先のテクニックを覚える前に、まずこの大原則を心に刻んでください。
TikTokというプラットフォームの目的は、ユーザーに1秒でも長くアプリ内に滞在してもらうことです。そのため、ユーザーの滞在時間を伸ばしてくれる「面白くて、ためになる、質の高い動画」を作成するクリエイターを、アルゴリズムは自動的に優遇するように設計されています。
あなたの投稿は、この目的に貢献できていますか? この視点を持つだけで、日々の投稿内容は大きく変わってくるはずです。
では、具体的に「プラットフォームへの貢献」とは何を指すのか。私がトップライバーとして、そして事務所代表として実践・指導している3つの防衛術をお伝えします。
【事務所代表としての補足|島袋 諒平】
この「情報」という点について、少しだけ事務所代表としての本音を話させてください。
還元率の高さやノルマの緩さだけで事務所を選び、こうした最新のノウハウ共有やアルゴリズムの変更に関する重要なアラートが一切ないために、ある日突然シャドウバンされて路頭に迷うライバーを、私は本当に何人も見てきました。
本当に価値のあるサポートとは、目先の報酬の数字だけではありません。あなたのクリエイター生命を守り、市場の変化に対応しながら長期的なキャリアを共に築いていくこと。それこそが、ライバーのキャリアを守るために事務所が果たすべき本当の役割だと、私は固く信じています。
ここでは、多くのライバーから直接寄せられる、シャドウバンに関する細かいけれど重要な質問に、Q&A形式で一気に答えていきます。
A.これは最も多く聞かれる質問ですが、原因の深刻度とあなたの対処法によって大きく異なります。
私の経験上の目安としては、ハッシュタグの使いすぎなど軽度な原因であれば、24時間~48時間の沈黙で改善することが多いです。一方で、著作権違反や複数の原因が重なった重度の場合は、2週間~1ヶ月ほどかかるケースも珍しくありません。
重要なのは、期間そのものよりも、この記事で紹介したロードマップをいかに忠実に実行するかです。焦って投稿を再開するなどの誤った行動が、回復を長引かせる最大の原因となります。
A.これもよくある質問ですが、私の答えは「基本的には非推奨」です。なぜなら、あなたがこれまで積み上げてきたフォロワーや動画、そしてアカウントの評価は、お金では買えない資産だからです。
ただし、私が唯一アカウントの作り直しを検討しても良いと考えるケースがあります。それは、「フォロワー数が1,000人未満で、かつシャドウバンから1ヶ月以上経っても全く回復の兆しが見られない場合」です。このケースに限り、ゼロから新しいコンセプトで再出発した方が、結果的に早く目標に到達できる可能性があります。
A.はい、あります。 というより、ほとんどのシャドウバンは明確な警告なしに実行されます。
運営からの「システム通知」で警告が来るのは、よほど悪質な規約違反があった場合や、権利者からの正式な申し立てがあったケースが中心です。日々の運用におけるアカウント評価の低下は、サイレントに行われます。
だからこそ、再生回数の急減という「サイン」にいち早く気づき、日頃から規約を遵守し、プラットフォームに貢献するアカウント運用を心がける「予防」が何よりも重要になるのです。
ここまで長い文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。
シャドウバンは、誰にでも起こりうる恐ろしい現象です。しかし、それは同時に、あなたのTikTokへの向き合い方を見直し、クリエイターとして大きく成長するための最高の機会でもあります。
最後に、今日からあなたがやるべきことを、シンプルなチェックリストにまとめました。このページをブックマークして、いつでも見返せるようにしてください。
シャドウバン脱出・要点チェックリスト
フェーズ | 最重要アクション |
診断フェーズ | まずは落ち着いて、アナリティクスの「おすすめ」流入率を確認する。 |
原因特定フェーズ | ワースト10の原因リストと、自分の直近の投稿・行動を冷静に照合する。 |
初動対応フェーズ | 疑わしい動画を「非公開」にし、最低24時間はアカウントを「沈黙」させる。 |
回復期フェーズ | 質の高いリハビリ動画を1日1本から慎重に投稿し、回復の兆しを見極める。 |
予防フェーズ | 常に「プラットフォームへの貢献」を意識し、視聴者の滞在時間を伸ばすコンテンツ作りを心がける。 |
この記事を読んで、一人でシャドウバンの対策をするのが不安になったり、もっと専門的なアドバイスが欲しくなったりしたかもしれません。
それは、あなたが中途半端な気持ちではなく、本気でTikTokに向き合っている証拠です。
私が代表を務める株式会社Traumでは、本気でトップクリエイターを目指すあなたのために、無料のアカウント診断を実施しています。
「自分のシャドウバンの根本原因を、プロの視点で正確に知りたい」
「復活後のV字回復を狙うための、具体的な戦略を一緒に立ててほしい」
もしあなたが心の底からそう思うなら、ぜひ一度、下のボタンから勇気を出して相談してみてください。私、島袋 諒平が、あなたの現状を直接分析し、今あなたに必要なアドバイスを正直にお伝えします。
もちろん、無理な勧誘などは一切しません。Traumは、本気の人としか仕事をしないと決めているからです。
あなたの「次の一歩」を、私が全力でサポートすることを約束します。