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2025.10.30
知識・ノウハウ
TikTokのストーリー機能、よく分からなくて使えていない…なんて損ですよ!実は、足跡を気にせずに日常のリアルな瞬間をシェアできる、最強のコミュニケーションツールなんです。この記事では、元トップライバーの私が、2025年最新版のスマホ画面で、投稿の基本からファンを増やす応用テクまで、あなたの全ての疑問に答えます。
この記事を読み終える頃には、あなたはTikTokストーリーを完璧に使いこなし、友達やフォロワーとの交流を今よりもっと楽しめるようになっているはずです。
この記事を最後まで読めば、あなたは以下の3つを手に入れることができます。
まず最初に、「TikTokのストーリーって、普通の動画投稿と何が違うの?」という疑問から解決していきましょう。このセクションを読めば、機能の全体像がすぐに掴めます。
TikTokのストーリーとは、一言でいえば「24時間限定で公開される短い動画や画像」を投稿できる機能です。
Instagramのストーリー機能を使ったことがある方なら、イメージしやすいかもしれません。作り込んだ動画をフィードに残す通常投稿とは違い、もっと気軽で、リアルタイムな日常の瞬間をシェアすることに特化しています。
例えば、サークルの練習風景、友達とのランチ、綺麗な夕焼けなど、わざわざ動画作品にするほどではないけれど「今、この瞬間を誰かに伝えたい」という時に最適な機能です。
ストーリーと通常投稿の主な違いを、以下の表にまとめました。この3つの違いを理解するだけで、使い分けが明確になります。
通常投稿 vs ストーリー機能比較表
比較項目 | ストーリー | 通常投稿 |
目的 | 日常のリアルタイムな瞬間をシェア | 作り込んだコンテンツをシェア |
表示時間 | 24時間で自動的に消える | 削除しない限り残り続ける |
表示場所 | プロフィールアイコンの周り、おすすめフィード | プロフィールグリッド、おすすめフィード |
足跡機能 | 閲覧しても相手に通知されない | 「誰が視聴したか」は基本的に不明 |
見ての通り、ストーリーの最大の特徴は「24時間で消える」ことと「足跡がつかない」ことです。これにより、投稿する側も見る側も、より気軽にコミュニケーションが取れるよう設計されています。
【元トップライバー島袋の見解: なぜTikTokはストーリー機能を追加したのか?】

私がトップライバーとして活動していた頃から感じていたことですが、ファンは完成されたコンテンツと同じくらい、ライバーやクリエイターの「素の日常」に興味を持っています。作り込んだ動画だけでは伝わらない人間性や親近感こそが、熱狂的なファンを生むのです。
TikTokがこのストーリー機能を追加したのは、まさにそのニーズに応えるため。これは単なる新機能ではなく、クリエイターとファンの絆を深めるための、極めて戦略的なツールだと言えます。
それでは、いよいよストーリーの投稿方法を解説します。難しそうに感じるかもしれませんが、実際はたったの5ステップで完了します。2025年最新版のアプリ画面のスクリーンショットと共に、一つずつ丁寧に見ていきましょう。
まずは、TikTokアプリを開き、画面下部の中央にある「+」ボタン(投稿ボタン)をタップします。
ここまでは、通常の動画を投稿する時と全く同じ操作です。
投稿画面を開くと、画面下部に撮影モードを選択するメニューが表示されます。ストーリーで主に使うのは「クイック」「カメラ」「フォトモーション」の3種類です。
それぞれのモードに特徴があるので、目的に合わせて使い分けましょう。
「クイック」は、シャッターボタンを長押ししている間だけ撮影される、最大15秒の短い動画モードです。編集をあまり加えず、撮ったものをすぐにシェアしたい場合に最適です。
「カメラ」は、通常投稿と同じように、フィルターやエフェクトを使いながら、より作り込んだ動画を撮影できるモードです。右側のメニューから様々なエフェクトを選んで、面白い動画を作成できます。
「フォトモーション」は、複数の写真を選ぶだけで、BGM付きのおしゃれなスライドショームービーを自動で作成してくれる機能です。動画を撮るのが苦手な人でも、これを使えば簡単に見栄えの良いストーリーが作れるので、初心者には特におすすめです。
モードを決めたら、動画を撮影します。
もし、既に撮影済みの動画や写真を使いたい場合は、撮影ボタンの右側にある「アップロード」をタップして、スマートフォンのカメラロールから素材を選択することも可能です。
撮影または素材の選択が終わると、編集画面に移ります。ここで、ストーリーをより魅力的にするための加工を加えていきましょう。
主な編集機能は以下の通りです。
画面上部の「楽曲を選ぶ」から、TikTokで流行っている人気の楽曲を追加できます。BGMがあるだけで動画の印象はガラッと変わるので、ぜひ活用してください。
画面右側の「テキスト」アイコン(Aa)から、文字を入力できます。フォントの種類や色、背景なども自由に変更可能です。
「スタンプ」アイコンから、質問スタンプや絵文字などを追加して、動画をデコレーションできます。
画面右下の「エフェクト」や「フィルター」から、動画全体の雰囲気を変える特殊効果を追加できます。
編集が完了したら、右下の「次へ」をタップします。
最後に投稿設定画面が表示されるので、公開範囲(誰でも / 友達 / 自分のみ)を選択し、左下の「あなたのストーリーズ」というボタンをタップすれば、投稿完了です!
お疲れ様でした。これであなたのストーリーがフォロワーに公開されます。
次に、他の人が投稿したストーリーを見る方法(閲覧方法)について解説します。ストーリーは少し分かりにくい場所に表示されることもあるので、ここでしっかりマスターしておきましょう。
ストーリーが表示される場所は、主に以下の2箇所です。
最も目にする機会が多いのは「おすすめ」フィードです。通常の動画をスワイプして見ていると、その間にストーリーが混ざって流れてくることがあります。
特定のユーザーのストーリーを見たい場合は、その人のプロフィール画面にアクセスします。もしその人が24時間以内にストーリーを投稿していれば、プロフィールアイコンの周りが青い丸枠で囲まれています。このアイコンをタップすることで、その人のストーリーを閲覧できます。
フォローしている人のストーリーは、ホーム画面の左上にある「ストーリーズ」タブからも一覧で確認可能です。
ストーリーを見ている時に、画面右下のハートマークをタップすると「いいね」ができます。また、コメント欄からコメントを送ることも可能です。これらのリアクションは、投稿者に通知されます。
自分が投稿したストーリーは、プロフィール画面のアイコンをタップすることで確認できます。再生画面で左下に表示される目のアイコンをタップすると、そのストーリーを誰が見てくれたのか、閲覧者の一覧が表示されます。
さて、ここが最も気になるポイントでしょう。TikTokのストーリーを見たら、足跡はついて相手にバレてしまうのでしょうか?
インスタグラム(Instagram)のストーリー機能に慣れている人ほど、この点は非常に重要ですよね。結論から、ハッキリとお伝えします。
安心してください。2025年10月現在、TikTokのストーリーを閲覧しても、足跡はつきません。 つまり、あなたが誰かのストーリーを見たことが、投稿者に通知されることは一切ありません。
これは、Instagramのストーリー機能との決定的な違いです。Instagramでは、閲覧すると「足跡」として自分のアカウント名が相手の閲覧者リストに残りますが、TikTokにはその機能がありません。
【事務所代表としての補足|島袋 諒平】

この「足跡がつかない」という仕様は、TikTokの非常に巧みな戦略です。足跡を気にして見るのをためらう…という心理的なハードルを完全に取り除くことで、ユーザーがより多くのコンテンツを気軽に、そして積極的に回遊するように設計されています。
これは、アプリ全体の滞在時間を延ばし、エンゲージメントを高めるための重要な仕掛けです。この本質を理解すれば、見る側として人間関係を気にせず純粋にコンテンツを楽しめますし、投稿する側としても「より多くの人に見てもらいやすい」というメリットを活かした戦略を立てることができます。
改めて、TikTokとInstagramのストーリー機能の違いを一覧表で比較してみましょう。似ているようで、実は重要な部分が全く異なります。
TikTokとInstagramのストーリー機能比較表
機能 | TikTokストーリー | Instagramストーリー |
足跡機能 | つかない(相手にバレない) | つく(相手にバレる) |
アーカイブ機能 | ない(24時間で完全に消える) | ある(自動で保存される) |
ハイライト機能 | ない | ある(プロフィールに残せる) |
公開範囲 | 誰でも / 友達 / 自分のみ | 全員 / 親しい友達 |
主な表示場所 | おすすめフィード、プロフィール | ホーム画面上部、プロフィール |
特に「アーカイブ」機能の有無は大きな違いです。Instagramではストーリーが自動で保存されますが、TikTokでは24時間経過後に完全に消えてしまうので注意が必要です。
ここで一つ、重要な注意点があります。
「足跡はつかない」と説明しましたが、これはあくまで「閲覧したことが相手に通知されない」という意味です。投稿者自身は、自分のストーリーの再生画面から「誰が閲覧したか」というリストを確認することができます。
つまり、「AさんがBさんのストーリーを見た」という事実は、投稿者であるBさん本人だけは知ることができる、ということです。この点を混同しないようにしましょう。
基本的な使い方をマスターしたら、次は一歩進んだ応用テクニックを覚えて、ストーリー機能をさらに活用していきましょう。知っていると何かと便利な機能ばかりです。
「このストーリー、24時間で消えちゃうのはもったいないな…」と思ったことはありませんか?
投稿済みの自分のストーリーは、簡単にスマートフォン本体に保存(ダウンロード)できます。保存したいストーリーの再生画面で、右下の「…」(もっと見る)をタップし、「動画を保存する」を選択するだけです。
間違って投稿してしまった場合や、気が変わった場合は、24時間待たずにいつでもストーリーを削除できます。
削除したい自分のストーリーを表示し、右下の「…」(もっと見る)から「削除」を選べば完了です。
投稿する際に、公開範囲を「友達」に設定することができます。「友達」とは、TikTok上で相互フォローしているアカウントのことです。
「このストーリーは特定の人にだけ見せたいな」という時に活用できる便利な設定です。
【元トップライバー島袋の体験談: ストーリー活用でファンとの絆を深めた事例】

私が代表を務める事務所「Traum」には、かつてファンとのコミュニケーションに悩んでいたライバーがいました。LIVE配信は頑張っているのに、なかなか固定ファンがつかない、と。
そこで私がアドバイスしたのが、「徹底的にストーリーを活用すること」でした。具体的には、LIVE配信の準備風景や、配信後の感謝のメッセージ、普段食べているランチといった何気ない日常を、毎日最低3本はストーリーで発信するよう指導したのです。
結果は劇的でした。ファンから「〇〇さんの素顔が見れて嬉しい」「親近感が湧いた」というコメントが殺到し、イベントでの応援(投げ銭)は以前の2倍以上に。ストーリーは、あなたという人間性を伝え、ファンとの絆を育む最強の武器になる。これは私の経験から断言できます。
ここでは、TikTokストーリーに関する「困った!」を解決するための、よくある質問とその回答をまとめました。トラブルが起きた際は、まずこちらを確認してみてください。
A.アプリが最新版でない可能性があります。まずはアップデートを確認してください。
ストーリーは比較的新しい機能のため、古いバージョンのアプリでは表示されないことがあります。App StoreやGoogle Playストアを開き、TikTokアプリが最新の状態になっているか確認し、アップデートがあれば実行しましょう。
A.フォローしている人がストーリーを投稿していないか、一時的な不具合の可能性も考えられます。
おすすめフィードに流れてこない場合でも、フォローしている人のプロフィール画面を見に行くと表示されていることがあります。それでも見れない場合は、一度アプリを再起動したり、時間をおいてから再度確認してみてください。
A.いいえ、廃止されていません。(2025年10月時点)
一時期、テスト段階で一部のユーザーに機能が表示されなくなったことから「廃止されたのでは?」という噂が流れましたが、それは誤りです。現在もストーリーは主要な機能として提供されています。
A.いいえ、24時間経過すると完全に削除され、アーカイブとして残ることはありません。
これはInstagramとの大きな違いなので、再度強調しておきます。残しておきたいストーリーは、消える前に必ず手動で保存するようにしてください。
今回は、TikTokのストーリー機能について、基本的な使い方から応用テクニック、そして皆さんが最も気にする足跡の仕様まで、網羅的に解説しました。
最後に、この記事の重要ポイントをチェックリスト形式でおさらいしましょう。
チェック項目 | 内容 |
足跡の仕様 | 閲覧しても相手に通知されない(足跡はつかない)。ただし、投稿者は閲覧者リストを見ることができる。 |
表示時間 | 投稿後24時間で自動的に消える。アーカイブ機能はない。 |
投稿方法 | 画面下部の「+」から、5ステップで簡単に投稿できる。 |
閲覧方法 | おすすめフィードや、プロフィールアイコンの青い丸枠から見ることができる。 |
トラブル時 | 機能が表示されない場合は、まずアプリのアップデートを試す。 |
この記事をここまで読んでくださったあなたは、もうTikTokストーリーの専門家です。
難しく考える必要は全くありません。今日のランチ、綺麗な景色、友達との何気ない会話。あなたの日常にある「今、この瞬間」を切り取って、気軽に最初のストーリーを投稿してみてください。
その一歩が、新しいフォロワーとの出会いや、今いるファンとのより深いコミュニケーションの始まりになるはずです。
さらに上を目指すあなたへ:
もしあなたが、単なる趣味に留まらず、本気でTikTokで影響力を持ちたい、多くの人に夢や希望を与えられるトップライバーを目指したいと考えているなら、ぜひ一度、私が代表を務めるライバー事務所「Traum(トラウム)」の公式サイトも覗いてみてください。
ファンを熱狂させるコミュニケーションの本質から、プロとして稼ぎ続けるための具体的な戦略まで、私が持つ全ての経験と知識を注いで、あなたの夢を全力でサポートします。