2020年よりスタートした「TikTok LIVE」は、若年層を中心に数多くのユーザーが利用するライブ配信サービスです。従来のショート動画の投稿という「一方向の活動」ではなく、視聴者とコミュニケーションを図る「双方向の活動」が可能となりました。

そんなTikTok LIVEでは配信をする場合に、公式が定めた条件をクリアする必要があります。条件を満たしていなければ、ライブ配信がおこなえないため、これからライブ活動をはじめる方は注意しましょう。

本記事では、TikTok LIVEで配信するための条件について、収益化の条件や必要な準備を交えて解説します。

TikTok LIVEで配信をするための3つの条件とは？

TikTok LIVEでは通常のTikTokと異なり、配信するための条件をいくつか設けています。条件は年齢によるものとアカウントによるものに大きくわかれ、年齢条件をクリアしていれば準備次第ですぐにライブ配信が可能です。

TikTok LIVEでトラブルにならないようにするためにも、事前にこの配信条件を把握しておくと良いでしょう。

ここでは、TikTok LIVEで配信をするための3つの条件について、解説します。

①年齢が18歳以上であること

TikTok LIVEでは「18歳以上」でなければライブ配信をおこなえません。この条件はライブ配信サービスによって異なっており、たとえばYoutubeであれば13歳以上で配信活動が可能です。

そのため、未成年者で配信をおこないたい場合には、TikTok LIVE以外の配信サービスを検討しましょう。

②フォロワーが50人以上いること

TikTok LIVEでは公式ページで、TikTokアカウントの「フォロワーが50人以上」を条件として定めています（※）。これは収益化による条件と異なっているため注意が必要です。

もし満たしていない場合であっても、フォロワーを増やせば問題ありません。そのため、ある程度TikTokの運用をおこなってからはじめるようにしましょう。

（※）参考：TikTok LIVE「LIVE配信を始めるには？」

③健全なアカウント運営をしていること

TikTokではコミュニティガイドラインや利用規約にもとづき、アカウントの停止や凍結の措置をおこなうことがあります。もし、自身のアカウントが停止や凍結されていれば、ライブ配信がおこなえないため注意が必要です。

なお、停止・凍結は、差別的な発言や性的な内容を含むコンテンツの投稿や配信によっておこなわれます。

【重要】収益化を前提とするなら、フォロワー1,000人以上が必須！

TikTok LIVEでは「ギフト」と呼ばれる投げ銭機能があり、ライブ配信による収益化が可能です。

しかし、この収益化にも条件が定められています。具体的にはフォロワーが「1,000人以上（※）」となっており、配信条件と比べて厳しいルールが設けられています。

ただ、実際にライブ配信をおこなう際に、ある程度のフォロワーが必要なことは明白です。フォロワーが多ければ多いほど、投げ銭をもらえる機会が増えるため、どちらにせよフォロワーを増やしながらのライブ配信が求められます。

別記事で「TikTok LIVEの収益化」についてまとめている記事があるため、こちらの記事もあわせて参考にしてください。

TikTok LIVEで収益化するための条件とは？稼げない理由や稼ぎ方も解説

（※）地域によって異なっているケースあり

TikTok LIVEで配信をするために必要な準備とは？

TikTok LIVEの配信条件を満たしていても、カメラやマイク、メイクなどの配信をするための準備が必要です。これから配信をする場合にはイメージを持ててないライバーも少なくないため、自身の配信する内容に応じて必要な準備の確認をおこないましょう。

ここでは、TikTok LIVEで配信をするために必要な準備について、解説します。

①配信するための機材

TikTok LIVEは基本的にスマートフォン1台あれば配信自体はおこなえますが、画質や音質のクオリティに問題が生じかねません。配信のクオリティが低ければ、視聴者が離脱してしまう原因になりかねないため注意が必要です。

ライブ配信のクオリティを高めるためにも、カメラやマイク、スマートフォンなどの機材を準備しておきましょう。機材によっては安価に購入できるものもあります。

②自身の見た目

成功しているTikTok LIVEの配信者の多くは、自身のキャラクターにあった服装やメイク、背景などの「フォロワーからの見た目」を意識しています。見た目は配信者の世界観をつくり出す大切な要素です。

そのため、これから配信をおこなう場合には自身の見た目に注意しましょう。

③配信内容に必要なもの

TikTok LIVEでライブ配信をおこなう場合、自身が配信する内容に必要なものを準備する必要があります。

たとえば、ゲーム配信である場合、ゲーム機本体だけでなく、マイク・ヘッドセットやWebカメラ、キャプチャーボードやミキサーなどが必要です。

このように配信内容によって特殊なものが必要になるケースがあり、自身の配信したい内容を踏まえて確認しておきましょう。

TikTok LIVEで配信を成功させるためには、事務所への所属も検討しよう！

TikTok LIVEについて知識や経験がなければ、ライバー事務所への所属がおすすめです。

ライバー事務所では配信者のスケジュール管理やマネジメントだけでなく、配信内容やアカウントの戦略などの相談も可能です。とくに、人気ライバーを輩出している事務所であれば、経験豊富なマネージャーがつくケースもあり、ライブ配信活動をスムーズに進められます。

なお、もし事務所への所属を検討していれば、「Traum（トラウム）」がおすすめです。

まとめ：TikTok LIVEの配信・収益化の条件をクリアして、人気ライバーへ！

本記事では、TikTok LIVEで配信するための条件について、収益化の条件や必要な準備を交えて解説しました。

TikTok LIVEでは「18歳以上でかつ50フォロワー以上」であれば、誰でもライブ配信がおこなえます。また、収益化であれば「1,000フォロワー以上」の条件も追加されます。

このような条件はライブ配信をするうえでは必ずクリアしなければならないため、TikTok運用も含めて準備を着実にすることが大切です。
なお、TikTok LIVEでライブ活動をはじめる場合、本記事で解説した条件以外にもさまざまなことを知っておかなければなりません。もし、これからライブ配信活動をはじめる場合には、「Traum（トラウム）」をはじめとしたライバー事務所の所属もおすすめです。